日記(2025-07-06)
SS! Creation
短歌
すばらしい短歌だ……
見えてゐる世界はつねに連弾のひとりを欠いたピアノと思へ
╱荻原裕幸『永遠青天症』
漫画『死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから(※ただし好感度はゼロ)』のトリビュート短歌を岡本真帆さんが書かれていて、とても良い。
編むことは祈ること 風 繰り返し繰り返し恋うきみの幸せ
ラップ
NENE『OWARI』のヒットを受けて、久しぶりに映画『ブラック校則』の「シーン85~103」を聴いている。
こういうカウンターカルチャーの手法みたいなのをもっとクィアとして身につけられないかと思っているのだが、どうもラップとクィアの間には微妙な関係があるようで。
長年ヒップホップは、ホモフォビック(同性愛に偏見を持つ考え方)で、ゲイカルチャーに関しては閉鎖的状況であった。そもそも、アフリカ系アメリカ人社会が古典的な男らしさを求める風習があり、そしてそれを態度(attitude)で示してきたのがヒップホップだ(一方、そのカウンターとしてハウスがあった)。しかし、現在、そのヒップホップが作ってきた壁を取り払うべきなのではという動きがある。
■最近はフランク・オーシャンがカミング・アウトしたり、アメリカでは変化もありますけど、とくにヒップホップはゲイに厳しい文化ですよね。この曲を発表するのには、迷いもかなりあったんじゃないですか?
プライマル:そうですね。だから、ちょっとどうなるかはわかりません。
正しくなさは正しくなさによってしか打破出来ないのか……という微妙な感情になる。
とはいえ、いくつか入門書みたいなはを読んでみたいとは思う。『わたしはラップをやることに決めた フィメールラッパー批評原論』、『ジブラの日本語ラップメソッド』、『フリースタイルラップの教科書 MCバトルのはじめの一歩』あたり。
クィア表現の難しさ
米国の(日本でもたぶん似た傾向はある)華やかで大胆でセックスポジティブなクィアカルチャーに基づいた表現や作品に勇気づけられる一方で、内向的だったりaceだったり体を晒したくなかったりするクィアたちはどうやって今よりもさらに厳しい時代を生き抜いてきたんだろう……と定期的に思わされる
これは非常に分かる。当事者サークルとかはまさにそういうところがあり、相容れない部分がある。カウンターとして力強いやり方なのはわかるが、それって結局「シスヘテロ男性による飲み会的なもの」を再生産しているだけでは?と思うのであまり良い気分にはならない。
SS! Society
選管のPV
清原果耶さんが東京都選挙管理委員会によるプロモーション動画に出演している。これ、めちゃくちゃ『おかえりモネ』のオープニング動画に似ている。そういうのは良いんだ……。

https://youtu.be/ZsOk—vuOeU?si=94DzLf5Xub0hMUe7
漢方
ニキビができる原因ずっとホルモンバランスとか自律神経だと思ってたんだけど、顔の上半分より下半分のほうが圧倒的に多くて調べてみたら鼻より下のニキビは男性ホルモンが過剰だかららしい。このタイプの人は男性ホルモンを減らす必要があって、漢方なら十味敗毒湯が良い。しかも男性ホルモン減れば
皮脂の分泌も抑制されるから、鼻より下にしかニキビできない脂性肌は一緒に漢方飲もう。今から飲んでおけばだいぶ夏場はマシになるんじゃないか。しばらく飲んで試してみたい。
なるほど……。
SS! Culture
NFCタグ
スマホをかざした時に特定のリンクへ推移するなど何らかの動作を起こさせることのできるNFCタグというのが面白い。意外と安くて、2000円で10枚入りぐらい。イベント会場の配布物に仕込んだりすれば、体験として面白いものが設計できそう。
最近聴く曲
このポッドキャストの影響でスピッツを聴いたりしている。
どうか正夢 君と会えたら
何から話そう 笑ってほしい
小さな幸せ つなぎあわせよう
浅いプールで じゃれるような
ずっと まともじゃないって わかってるもう一度 キラキラの方へ登っていく
スピッツ『正夢』
まともってなんなんでしょうかね。
異性愛規範
本田響矢さんは本当に素晴らしい人なので、デートで行きたい場所?みたいな質問で「温泉」と答えてたんだけど「女の子といったら一緒に入れないよ」みたいなこと言われてすぐに「え?律と郁弥で行くんだよね?」とすぐに言っていて、異性愛規範からすぐに脱することのできるその瞬発力に感動した
すごい。
ふとツイートを見て、同性カップルでも「周りにいるカップルと全く変わらない」といういい意味での違和感に気づきました。そこから色々と頭を巡らせると、そもそも「カミングアウト」というのはおかしいのではないか、多様性を認めるではなく、同性を好きになる人からすると、それは本望なのかと考えていくように。本作では、人と性的指向が違うことは特別であり、それについての理解を人々に求めているだけではありません。「特別感」を持たず、誰もが“普通”に生きることを理解してほしいという想いが込められております。皆さんの心に「自分らしく」・「自分らしさ」とは何かを問いかけるきっかけになれば嬉しいです。本作が多くの人に届くとともに、明日を生きる糧になりますように。
そして素敵なキャストさんから製作に携わった全ての皆様・関係者様に深くお礼申し上げます。
話は変わり、これは同い年の石田瑞樹という監督のコメントなのだが、どうも微妙な部分がある。それをふまえた下のコメントが秀逸だった。
映画を作りたくなったのはまあいいとして、多分読書会とかである程度どうにかなるのではないか、あと性的マイノリティというか同性愛者のカミングアウトをめぐる困難を描いた作品はちょっとでも調べたり見たりしましたか?最近のだと「カランコエの花」とか
「カランコエの花」は今はYouTubeとAmazonプライムで有料レンタルで見れるっぽいけど、あれこそ別にできることなら隠さずフツーに暮らしたいけど異性愛規範がそうさせてくれないんじゃん、だからクローゼットでいるか暴力的なカミングアウトの2択を強要しているんじゃんという気持ちになるよな
公共性
INIの許豊凡さんのインタビュー記事。素晴らしすぎる。
自分にできることは限られていますが、被害にあっている人のために少しでも何かできないかと考え、物を購入するときにその企業が戦争に加担するスタンスを取っていないかを調べたり、買うとその国・地域に寄付できる応援グッズを買ったりしています。
最近だと、あるテレビ番組に出演した際、プライドマンスで番組キャラクターがレインボーカラーになっていたので、メンバーの池﨑理人とLGBTQ+について話しました。理人は「差別反対」という発言もしているので、差別の問題などについてもよく話しています。
その違和感を指摘したら、空気が読めない人みたいに扱われる雰囲気があるし、その場の空気感を壊すことにもなってしまって難しいなと。ただ、誰かがその違和感を話さないと状況は変わりません。この間LAに行ったとき、自分が抱いた違和感を話すことに、何の躊躇もない状況が当たり前にあって驚きました。そのときに、「違和感を抱いたときに、それを話しやすい環境が正しい社会の在り方だよな」とも思いました。自分の周りでも、そういう雰囲気を作っていきたいなと思いますね。
デビュー前から社会を変えたいという思いはありました。そもそもアーティストになりたいと思ったのは、歌やダンスが好きだという思いももちろんありましたが、アーティストとして発信力を持つことで、社会を良い方向に進めることができるんじゃないかという思いもあったからです。
小泉光咲
うまく言えないけど、だけど、絶対に誤解されたくないから先に褒めてるってことを伝えたいんだけど、光咲先生の歌声って不安定なところで安定していて、それが先生の持つ〈儚さ〉を際立たせているように思う。そもそも先生って可憐で清楚でありながら退廃的な色気もあるから存在自体がアンビバレント
本当にそう。アンビバレントなのは非常に分かる。悪魔と天使の重ね合わせというか。
街の風景
新宿ピカデリーに行くたびに、そのエスカレーターの段差が通常のものよりも大きいことに戸惑ってしまう。毎回段差が広いことを忘れてふつうに右側を歩こうとして、つまづきそうになる。製造メーカーが違うのかとかいろいろ調べてみたいが、次に行くときにはおそらく忘れている。